バングラデシュ 通貨事情2 小銭争奪戦
2011年12月21日
12月 21日 バングラデシュ 通貨事情2 小銭争奪戦
バングラデシュにおける通貨についてのもう一つの問題は、日本の500円や1000円の様に
いつでもどこでも使える事情とはかなり違い、これらの紙幣がバングラにおいては
高額に類する為、とても両替しにくいと言うのが我々の頭痛の種に成っている。
日常生活上リキシャの利用、生鮮食料品の買出し、市街に溢れている貧困の人々
への布施等、わずか100TK程度のお金でも相手におつりが無かった為に
結局使えなかったり不便を感じる事が頻繁に発生する。
そこで私が毎日の日課にしているのは、500TKを使っても大丈夫な
食料品ショップや食事の際には必ず500TK以上の高額紙幣を使って
おつりの小銭をキープする事である。
そうでないと、先のお客様の様にお布施にとんでもない額を渡してしまったり
わずか20TKのリキシャ運賃で50TKや100TKも払う羽目になってしまう。
だから私のズボンのポケットには必ず100TK数十枚と10TK数十枚と20TKや5TKや
2TKで一杯になる様にしている。
日本の10000円だと一度くずしてしまうと、直ぐに無くなってしまう程の価値しかないが
バングラでは、日常の生活範囲内では500TKや1000TKでさえも、おつりが
用意できていないところがほとんどで使えるところがごく限られている。
日本のコンビニではたとえ朝一番に使用したとしても、ちょっとだけ気兼ねしながらも
10000円札でも使えるのとはずいぶんと訳が違うようだ。
㈱わんピース プロダクトマネージャー 小山
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