バングラデシュでの納期
2012年11月8日
前回に引き続き、今回は納期についてお伝えします。
前回の品質同様、バングラデシュでアパレルの仕入れをしていて、お客様にご迷惑をおかけしたことが多いのは納期である。
特に日本の市場は時間に対して繊細である。
欧米を中心とした考え方を持っているバングラデシュの工場であるが、日本企業が苦戦する理由として、
欧米の仕入れバイヤーと日本の仕入れバイヤーの納期に関する重要性の違いがこの問題を生み出している。
バングラデシュにて日本の納期を管理する為にしなくてはいけない事とは、
・日本式の生産管理を行う
そのためには、日本人駐在員の配置。
しかし、途中工程での現地企業の遅れが発生する可能性が高い。
そのためには、日本の生産管理を徹底して指導する。
そのためには、 日本人駐在員の生産管理能力。
伝えられた日本の生産管理を 遂行する工場と付き合う。
もしくは、余裕を持った生産スケジュールをお客様に了承してもらう。
弊社ではバングラデシュでは各工場に現地スタッフ1人を配置し、臨機応変に対応できるようにしている。
お客様の必要な時に間に合わせる納品スケジュールを大切にしており、日々短納期にチャレンジし、納期の問題改善には取り組んでいく。