バングラデシュでの生産に対する批判 その3 具体案はどこ
2015年3月25日
バングラデシュでの衣料品の生産が企業努力なのでは無く、労働搾取なのであれば批判をしている人達はなぜ具体案を出さないのであろう。
例えばOEMを国内、中国、バングラデシュで相見積もりを取った場合
日本製品
メリット:高品質、短納期 小ロット
デメリット:価格が高い
中国製品
メリット:中品質、中納期 中ロット
デメリット:価格が安くない
バングラデシュ製品
メリット:価格が安い
デメリット:低品質、長納期
安くて、すぐに誰でも生産出来るのであれば、多くの日本企業が既にバングラデシュで生産している。
今でも身の回りの衣料品が中国製品なのは中国の品質が一番、市場において指示されているからである。
1.先進国の消費者が低価格の商品を購入しない。
2.低価格の商品が市場で売れるので、低価格の商品を開発し販売しない。
3.低価格の商品を販売するために、低価格な国で生産しない。
4.低価格の国で生産している企業で働いている人の給与を下げない。
具体案の無い批判はどうなのか?
常々感じている。
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