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バングラデシュでの日本人の振る舞い その2

2015年9月13日

まだまだ会社の規模も小さく、強みと言えばバングラデシュに専用の従業員を配置し、

現地で生産していると言う事である。

 

その為、少なくとも弊社とビジネスをしている工場にとっては私が日本人のイメージである。

そのため、バングラデシュでの立ち振る舞いについては注意しているつもりである。

しっかりと発言して強い日本人イメージ
キレイにビジネスをして信頼出来る日本人のイメージ

バングラデシュに根を深くはって、ビジネスを決めてから私が心がけている信念の1つである。

 

さて、前回の続きであるが、

今回、弊社がお手伝いをした大阪にある某ベビー服メーカーが原因で弊社とお付き合いしている工場が廃業する可能性が出てきた。

オーダーは1500万円程度のオーダーではあるが、不可能な金額に近い値段で作らせている。

 

業界では噂があったそうではあるが、その会社は既にバングラデシュに事務所を構え、1000万円以上不良債権を出し、弊社に相談に来たのが付き合いのきっかけではあった。

社長は紳士的で全てをさらけ出して頂けた事もあり、ベビーようのデニムを弊社で生産管理を行う事になった。

 

数品番の生産が完了し、第3社検品に出して、いよいよ出荷という事になり、弊社の生産管理に問題があると言う内容のクレームがあった。

弊社も納期通りに進められなかった事など思い当たる問題もあったので、話合いを求めたが一切拒否。

そして、弊社が立て替えていたサンプル代金やクーリエコストの立て替え請求の支払いを拒否。

 

完成して第3社検品に入った後で弊社は用なし、完成した商品より完成度の高いもののみ出荷を許可。
検品をクリアーしても無意味、オーダー数量と出荷数量の誤差が大きく弊社にクレームが来たが、既に弊社は蚊帳の外。

工場には直接連絡し、直接ビジネスをしようと持ちかけ、弊社にその事をいうと全てはキャンセルするという圧力がかかり、工場は直接メーカーとのやりとり。

工場への支払いも遅らしているため、その工場ではストライキが発生。
従業員がミシンを持ち出したり、窓ガラスを割るなどの被害が出て、実質休業となっている。

少なくとも彼らには日本人の印象が 悪くなったに違いない。

 

商品を少しでも安く作りたいのは全てのメーカーが思っているところであるが、日本人としての誇りを持ってほしい。
弊社は15万円の立て替え金、75万円の手数料が焦げ付きました。

この製品の為に徹夜で管理していた弊社スタッフ、工場の工員。

もし、これがこのメーカーのやり方ならば、絶対に許せない。

ビジネスにおいて、このような事をする会社は、直ちにこのアパレル市場より撤退するべきである。
話をしようと何度連絡しても社長は電話に出ず、会社の経理はいつも不在。

大阪に立派な自社ビルがある会社の経理がいつも不在なんてあり得るだろうか。

「不在です。」 と言っている従業員などは自分が働いている会社をどのように思っているのであろうか。

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