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2010年12月 バングラデシュ視察 1日目

2010年12月7日

前回7月に行ったバングラデシュがあまりにも衝撃的過ぎたので、

今回もタイ経由でバングラデシュ4泊6日の視察へ

 

前回の視察よりバングラデシュに興味を持った私は前回の視察以降

バングラデシュについて色々と勉強した。

 

 

バングラデシュの主な輸出品目のジャンルとしてはアパレルと農作物や海産物である。

 

・アパレル

縫製品、ニット製品、皮革、手工芸品等

・農作物や海産物

ジュート、海老、紅茶、 化学肥料、その他農作物等

 

これらの商品がバングラデシュから欧米を中心とした世界各国が仕入れている品目である。

日本向けには今はアパレルよりも海産物やジュートの方が多いのではないだろうか。

 

私が前回の視察先とは別の工場を回ること、前回ご訪問したアパレル工場数社への契約へ向けた

挨拶が今回の目的である。

 

まず、前回7月に視察で訪れた頃よりも更にアパレルの製造工場が忙しくなっているという。

最大の理由としては欧米企業のクリスマス商戦向け注文のラストスパートだという。

 

バングラデシュ輸出振興庁(EPB)によると、2010年度上半期(10年7月~12月)の輸出総額は102億6,364万ドルとなっており、

前年同期比で41.0%増加。

輸出のうち、ニットウェアが42.0%、ニットを除く既製服が35.4%を占めている。

 

日本も中国が見事な経済成長を遂げ、中国の労働賃金及び原材料の高騰から

現在は中国に対する1国依存型からCina Plus oneとして他のアジアの国が注目されている。

今年の6月から中国、タイ、ベトナム、インドネシアそしてバングラデシュと様々アジアの国の

ビジネスの可能性を模索しているが、私が一目置いているのはバングラデシュである。

 

バングラデシュにはまだまだ出来ないことは多いが、中国よりも人件費が安く、関税が0%というメリットがある。

まだまだ、インフラ設備も十分とは言えないが今後3年間で大きな変貌を遂げると断言できる。

 

北海道の2倍ほどの小さな国に約1億6000万人の豊富な人口を抱えており、失業率は約40%となっており、

豊富な労働力を抱えている国である。

私は個人的にバングラデシュが日本のアパレル業界のアウトソーシング先として活躍することを期待している。

 

 

大きな2つの理由としては、上記のとおり貧困国と豊富な労働力である。

 

 

今回は私の今後の進展も十分に考慮した上での視察にしたい。

 

バングラデシュは何が得意なのか?

バングラデシュの得意な物で日本必要としている物は何か?

その商材に参入余地はあるのか?

その商材は十分な市場規模があるか?

 

この辺りを考慮した結果、バングラデシュが得意とする、

アパレルの分野に特化することが重要であると感じている。

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