バングラデシュから撤退する会社の共通点
2019年12月13日
バングラデシュでデニムOEMの小ロット生産を開始して9年。
バングラデシュで好調に継続している会社と、撤退している会社を数多く目の当たりにしてきた。
デニム、Tシャツ、セーター、レザー etc
素材での違いも多少はあるが、多くはもっとマクロ的な問題である。
前回のブログの続きとして、バングラデシュに進出するも撤退する会社とはどのような会社なのか?
私が感じている、特徴は以下の通りである。
1.商品選定の間違い
バングラデシュで得意な素材と苦手な素材があり、苦手な素材を中心として商売をしているため、
品質や遅延が多く発生する。
2.中国のやり方をそのまま実行
中国とバングラデシュでは政治形態、国民性、宗教、文化など全く違います。
中国の成功事例をそのまま持ってきてもバングラデシュでは通用しないことも多い
3.バングラデシュを理解
お国が違ど、人は人。
やはり、バングラデシュの人付き合い。
宗教の重要性や商習慣などを理解してお互いが歩み寄った商売が重要
4.バングラデシュ人パートナーの重要性
現地をマネージメントせず、現地で日本語の話せるバングラデシュ人。
もしくはバイイングハウスなどに発注をして、管理を任せても日本のお客様の期待に添えるのか。。。