バングラデシュ Tシャツ単価
2022年5月14日
2019年12月に中国武漢で最初に発見され、2022年5月の今なお続くコロナ問題。
コロナ問題は日本だけでなく、世界で最も大きな問題となっている。
コロナで貧しい人をより貧しくしている一方で裕福な人をより裕福にしている。
世界中の国々はお金を配ったことにより貧しく生活に困っていた人たちの生活は確実に救った。
一方で流通しているお金の一部が投資や投機に流れているのも確かである。
バングラデシュが最も得意としているコットンの値段はコロナ発生以降2020年4月を底に値段が上がり続けている。
2020年4月の平均価格は1.4USD/kgであるが、2022年5月の平均価格は3.61USD/kgである。
これはTシャツを生産するための生地の値段ではなく、原料であるコットンの値段である。
USDベースで2年で2.5倍。
さらにUSDの為替をJPYで考えるとさらに凄いことになる。
2020年4月のコットン平均価格は151.17円だが、2022年5月の平均価格は462.26USD/kgである。
JPYベースだと2年で3倍である。
コットンとはデニムやシャツ等でも使っている最も主要なアパレル原料の1つである。
コットン(綿花)から紡績して生機となり、染色して生地となる。
生地になった際の値段がコットンよりも高くなることは言うまでもない。
日本を始め世界で、天然繊維であるコットン100%のTシャツが1000円以下で買えることは無くなっていくだろう。
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