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バングラデシュの貧しさについて

2011年5月1日

バングラデシュは国連で最貧国に指定されている、最も貧しい1人である。

私もバングラデシュでアパレルの提携工場を持っており、毎月訪れていることから、バングラデシュの貧しさは感じている。

 

しかし、バングラデシュの貧しさは現金が無い貧しさである。

対してアフリカや太平洋州の貧しい国々の場合は食料が無い貧しさである。

バングラデシュでは物乞いが多くいるが、犯罪をしてまで現金や食料を奪う犯罪はあまり一般的ではない。

バングラデシュは非常に気候に恵まれており、農作物がふんだんにある。

そう考えると、バングラデシュの場合、物乞いでも最低限食べられることは多いと考えられる。

 

グラミンフォンの情報インフラビジネスが発展した理由の一つとして、農業や漁業などの第一次産業している人達が適正な金額で販売できるよう、つまり村人が高く売れる市場や地方へ売りに行くということもビジネスの成功の理由と言われています。

バングラデシュの貧困を解消するために重要なことはズバリ環境づくりである。

教育とは一般的な教育と更にビジネスや専門スキルを修得すること。

さらに国は外需を優先して、海外資金が来る仕組みづくり、つまり海外ビジネスに積極的に挑戦できる環境づくりです。

 

例えば、バングラデシュが得意とするアパレル産業での外貨資金の獲得を目指した場合。

アパレル製造で重要な工程として生地作り、染色や縫製など、アパレル産業におけるプロフェッショナルの育成を行う。

さらにバングラデシュで出来た、バングラデシュ産のアパレル商材を販売するための企業作りと企業サポート制度の創造。

これらは、今後のバングラデシュが成長するために必要なことだと考えている。

 

私もバングラデシュでアパレルに関係するビジネスを行っていることから、やはり何かの役に立ちたい。

自分の会社をバングラデシュに対して、ビジネスで恩返しが出来る会社にしたい。

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