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バングラデシュの人柄

2011年6月10日

バングラデシュには毎月行っているが、バングラデシュの人について考えることが多くなってきている。

日本では常識なことが、世界では非常識である。

そのため、ビジネスにおける日本人のレベルの高さや尊重すべき文化に改めて感銘を受けている。

 

バングラデシュの工場でも何度か感じた事であるが、仕事に対する姿勢が私の感覚では大きな違いが生じている。

例えば、仕事中に私も工場の隅でデニムの検品をしていると、バングラデシュのスタッフがお昼休みに話かけてきた。

そのため、検品をしながら話をしているとテンションが高くなり、楽しそうにしていた。

 

しかし、お昼休みが終わっても仕事に戻らずに話しかけてくるため、私が注意をすると、冗談だと思い、実際の工場のオーナーに怒られるまで仕事をしなかった。しかも、オーナーの隙をみては、話しかけてくる。

それが、一人ではなく、複数名。一度ではなく複数回である。

 

最近、アパレル業界大手の会社の社長とお話する機会があり、海外の人柄について話をしていた。

その社長は1961年に初めて中国に行き、今では中国に2つの会社及び工場を持っている。

 

その社長いわく、中国人も勤勉ではなかったが、時間をかけて勤勉な人種になった。

そのため、バングラデシュにも時間が必要であろう。

 

今でこそ、まだまだビジネスとしては満足できない点も多くあるが、今後も長い目でビジネスと考えているので、今後も教育や指導などに力を入れて行きたい。

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