バングラデシュで異常なシステム
2011年7月5日
バングラデシュではアンダーテーブルが一般化している。
アンダーテーブルとは申告しない収入のことで、日本で言うところの賄賂である。
贈賄、収賄が一般的になっているため、表向きな料金と本当の料金には違いがある。
タクシーやCNGなどもメーター通りには行かない。
銀行や空港職員もチップを要求してくるので、本当に日本とはまったく別の世界である。
中でも一番ビックリしたのが免税店である。
私はバングラデシュからすると外国人であるため、パスポートの提示でお酒を購入することが可能である。
17時で閉まる免税店にギリギリ間に合わず到着した。
しかし、時刻は17時15分。
ガードマンは何を言っても中に入れてくれない。
10分粘って交渉しても取り合ってくれない。
しかし、ガードマンに理由を説明しお金を支払う意思があると説明したところ、通常2500TKで販売しているウォッカを3000TKで購入。
ビジネスでも良くあることで、仕入れなどもこの仕組みに苦戦するバイヤーも多いという。
この仕組みが蔓延しているのは、より金持ちが金持ちになり、全てがお金次第になることが一般的になりかねない。
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