バングラデシュとの決済
バングラデシュの工場との直接決済の場合に一般的な決済方法としてはLC決済、またはT/T決済があります。
買い手側(日本企業)のリスクを考えると、L/C決済が最も多く利用されております。
しかし、小ロットの取引においては、お客様と弊社との決済取引となります。
ちなみに、L/C決済とは
L/C決済(Letter of Credit=信用取引)とは、買い手側が取引銀行に依頼し、代金支払いの信用を補強してもらうために信用状を発行してもう信用決済である。
しかし、買い手側の信用に応じて取引銀行が信用状を発行するため、場合によっては担保が必要となる場合もあります。
取引銀行が発行したこの信用状がついていれば、銀行は売り手が提示した取引書類が信用状に記載された諸条件と一致していれば、引き換えに支払いを行うので、売り手側のリスクが軽減されます。現在、貿易取引における確実迅速な代金回収の手段として、最も一般的な決済方法です。
ちなみに、T/T決済とは
T/T決済(Telegraphic Transfer Remittance=電信送金)とは、銀行を利用してお金を送る方法です。
いわゆる、日本国内で行われる「銀行振込み」と同じ決済方法です。
T/T決済の特徴としては、手軽に手続きができ、取引コスト安く抑えることができます。
しかし、買い手側からの送金が遅延すると売り手側は代金回収がスムーズに行われない、買い手側からの送金完了後に売り手側から商品が届かない、または届く商品に問題がある。など、双方のリスクが非常に高い決済方法といえます。
T/T決済は双方の信用が重要な決済取引と言えます。