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バングラデシュ 庶民の物価

2011年9月28日

バングラデシュ 庶民の物価   9月28日

バングラデシュで生活をしていると、いたるところで日本とのものの価値の違いを実感する。

今日も買い物に出かけたが、私がまず一番先にするのは、わりかた高価なものから

買うという事である。

現在私の手元にはバングラデシュの紙幣と貨幣が有る

紙幣だと2TK~1000TKまで、貨幣だと1TK~5TKまでと言った具合で有る。

では、私がなぜ高価なものから買うかと言うと

それは近所の庶民が通う多くの店ではなかなか500TKや1000TKが使えないからだ。

おつりが無いと言って受け取ってくれない

私が移動の為に良く利用するリキシャなども20TK~25TK払うのに

100TKが使えない事が多い

だから、日々のこまごましたものを買う時に小さいお金がないととても不便と言う事に

成るわけである。

 

今日はそんなバングラデシュでの庶民が購入する実際の値段を紹介するとしよう

単位はすべてタカ(TK)日本円とのレートは0.96程度なのであまり変わらない。

 

生たまご            1個 7TK

シャンプー           1本 260TK

不織布マスク         1枚 16TK

薬品外強壮剤        1本 25TK

公共バス           1区間5キロ範囲  5TK

喉うがい薬           1本 75TK

バナナ              1本 5TK

ミルクティ            1杯 6TK

一枚のコピー代  白黒   1枚 5TK

一枚のコピー代 カラー   1枚 10TK

 

世界の中でも物価水準が最も低い国の一つで有るこの国バングラデシュダッカの

一般労働者の給料が7000TK~8000TKである事を基準としたら、やはり日本とは

かなりの物価の違いがあると同時にそのバランスも、とてもアンバランスのような気がする

例えばシャンプー1本が260TKと言えば日本の価格とそう変わらない、でも一端こちらの

人件費との対比をするとなんと日本の32倍と言う事に成る。

とんでもない高級品に位置づけられている。シャンプーが何故高級品?

私が考え付いた答えは、人があまり使わない物、すなわち高級品なのだろうと思っている。

当地の人々は髪を洗うときは水だけの様である。富裕層の特定の人が使うものと言う

位置付け、それがバングラデシュでのシャンプーなのだろう

 

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