バングラデシュ ヒンドウ教祭り
2011年10月5日
10月5日
バングラデシュでは毎年この時期ヒンドウ教信者による最大の行事がある。
その名も DURGA PUJA(ドルガ プッジャ)と言う
バングラデシュ各地に残っているヒンドウ教中心の地域では総出でのお祝い事となる。
わが社の社員A君もヒンドウ教信者なので、今は故郷に帰っており、故郷での
賑わいを家族や友人達に囲まれながら堪能している事だろう
そしてわが社の協力工場の近くでも盛大に祭事が行われていた。
その教会横の講堂では、黄金のドウルガー神と頭が象の顔をしたガネーシャ神
ドウルガー神と一緒に悪魔を退治するライオン象などが配置されていて
悪魔との戦いの様子を歌や踊りで表現していた。
バングラデシュと言えばイスラム教の国と思いがちだが仏教や今行われているヒンドウ教も
国民の間では根強く信仰されている。
日本ではあまり知られていないが、ヒンドウ教と言えばキリスト教、イスラム教に継ぐ世界で
三番目に大きい宗教なのである。
古代インドで先住民を支配する過程から生まれたバラモン教から派生した
ヒンドウ教と仏教、モーゼが最下層のユダヤの人々を開放して各部族を統治する過程で生まれた
キリスト教とイスラム教
ここバングラデシュではその内のキリスト教を除く3つの大きな宗教が共存している。
人と宗教と言う大きな大きなテーマを思考するには理想的な環境に居るのかもしれない。
㈱わんピース プロダクトマネージャー 小山