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バングラデシュ アットホームダッカエアポート1

2011年10月13日

バングラデシュ  アットホーム ダッカエアーポート 1 10月13

一昨日は朝から忙しい一日を過ごした、10日当社社長の来訪に続いて大阪からお客様が来られたので2日連続の空港行きと成った。

バングラデシュの首都であるダッカ市内のはずれに有る空港にはこの日大勢の人々が入国者や帰国者の出迎え見送りでゴッたがえしていた。

だが会社関係者はもちろんの事、老若男女入り乱れでの出迎え風景は日本やその他の国とはかなり違う様相である。

この空港自体が国際空港と言うにはあまりにもコンパクトだしあまり美観としても優れていない

と言う点も国の首都であるハブ空港と言うイメージを大きく損なっているが、もう一つ大きく違うのは

出迎え者への空港側の対応方法だろう。

この国では基本的に空港内ロビーへの出迎え者の出入りが軍関係者と空港要員で厳しく

監視され、禁止されている。一部どうしてもロビー内で出迎えたい人は200tkを払って

入場しなければ行けない。理髪店成人男性の料金が40tkである事を考えると

かなり高いお金である。

したがってせっかく迎えに行っても、待ち人が到着してロビーから出てくるまで、人々は

出迎え車の通行するその更に外側の鉄格子の柵外で待機しなければならない。

いったい飛行機が予定通り着いたものやら、税関チェックを無事に通過したものやら

さっぱり把握しようが無いのである。

ロビー内部の状況がまったく掴めないまま、大勢の人々が押し合いへし合いしながら

鉄柵越しにロビーをのぞ込む風景は、まるで動物園の檻の中を覗き込む見学者に似ている。

待ち人の中には、恋人や、連れ合いや、会社の客人を待っている人々が不安げに

幾分いらだちを見せながらうろうろしているが、中には何の目的でこの場にいるのか

ハッキリしない、少年少女、そして親子連れも居る。

バングラデシュの街中で見かける々風景をこの国一の空港でも展開されている事に

いかにもこの国の混乱ぶりがうかがえる。

待つ事一時間、ようやく待っていたお客様を車に乗せて市内に向かって走り始めたが

お客様の目から見ても、見るものすべてにこの国の未成熟さが目に着くようである。

まるで私が入国した最初の頃のようなのだろう事は容易に想像できた。

すべてが異次元の国! そうそれが始めてこのバングラデシュと言う国を訪れた人の

共通した印象ではなかろうか

㈱わんピース  プロダクトマネージャー 小山

 

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