バングラデシュ ワンハンドレッドアナリシス第4弾1
10月19日 バングラデシュ ワンハンドレッドアナリシス第4弾①
バングラデシュの首都ダッカにはオールドダッカと呼ばれている地域が有る。
遠くはムガール朝時代に発展したダッカ発祥の地として、色々な文化を内在しながら
栄えた街で市内を流れるブリゴンガ川に沿って形成されている。
バングラデシュのイスラム教の大多数は主にスンニ派で占められているがここオールドダッカには
シーア派が多く住んでいるそうである。
多くのモスジット(イスラム教の教会)だけでなく、キリスト教会やヒンドウ寺院も立ち並んでいる。
同時にこの地には、多くの大規模マーケットが有る。
大規模と言っても一軒一軒は3坪ほどの狭い店が巨大集積をしている場所といった方が
的を得ているかもしれない。
あらゆる産業の製品と部品、材料と副資材、規模こそ違え世界の低価格品の故郷とも言われている中国の義鵜を彷彿とさせる地域である。
また、ここダッカには皮革業者が集積しており、狭い路にはところせましと、剥いだだかりの動物の皮が散乱している地域でもある。
そういう地域なので、人々が行き交う通路も狭く、したがって交通渋滞も半端ではない。
市街からこのオールドダッカにはタクシーやCNGも積極的にいきたがらないと聞く
今日はそんなオールドダッカでの有る検証を紹介したい。
ワンハンドレッド アナリシス第4弾
今日のテーマは男性の服装
この地の男性は保守的な女性に比べるとかなり西洋化されており、来ている衣服も
通常のズボンにカッターシャツ、デニムにTシャツと言った姿が目立つ
そんな中で頑なに伝統の服を守っている人たちも居る。
ちなみにリキシャのこぎ手はまず100%がこの伝統服の一種であるルンギ(腰巻)と言う
衣服を着ている。
リキシャ以外の男性の衣服統計を取ってみると以下の様な結果に成った。
場所はオールドダッカ 時間は昼前 日時は10月17日
シャツとズボン 43人
Tシャツとデニム 36人
シャツとズボンと靴とネクタイ いわゆるこちこちビジネススタイル 1名
伝統服 3人
綿シャツにルンギ(長い腰巻) 17人
先日移動途中に大雨に見舞われたが、男性で傘をさした人は見かけ無かった。
リキシャのこぎ手数名は手持ちのビニール袋を頭に被って唯一傘替わりにしていた。
ちなみにリキシャが着ているルンギの内側の事だが、雨の降った日に太もも当たりの
下着との段差を確認してみたが、それらしき段差は見られなかった。
と言う事は、ルンギの下は………..と言う事だろうか?
それとも日本で言うふんどしの様な物が有るのだろうか?
今後の調査に期待していただきたい。
㈱わんピース プロダクトマネージャー 小山
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