バングラデシュ 通貨事情 貨幣価値の違い流通通貨
12月 20日 バングラデシュ 通貨事情1 貨幣価値の違いと流通通貨
バングラデシュにやってきて早や5ヶ月が経過した。
この5ヶ月と言うものは私が今までに経験した事の無い、驚きの連続だった。
中でもびっくりしたのは、何と言っても人の労働に対する価値いわゆる
人件費の低さだった。
以前この記事の中でも取り上げたが、シャンプーが270TKもするのに
散髪代はたったの40TK、人力車の10分稼動に対する対価がたったの10TKと言う
事でもわかるように、ここバングラでは人の労働賃金が驚くほどの低さだ。
それから流通通貨の事もご紹介しておこう
ここバングラデシュで流通している通貨といえば紙幣で1000TK 500TK 100TK
50TK 20TK 10TK 5TK 2TK 8種
貨幣で5TK 2TK 1TK 3種である。
しかもそれぞれが旧版と新版が共存して流通しているので、ややこしい事この上ない。
中でも硬貨の方は、大きさと色がほぼ一緒で1TKと5TKが存在する
形の違いと色で識別する事に慣れている私にとっては、これも間違い安い原因と成る
このややこしい通貨が同時に大量に流通している為、旧版にいたっては
その傷みの激しい事といったらひとつ間違うとゴミと間違って屑箱に
捨ててしまうくらいの見事なクシャクシャ状態なのである。
先日も当社のお客様が来訪された時、市街を通行中に布施を求めてきた貧困の人に
10TKと100TKを間違えて渡してしまった程だ。
通常2TKや5TKが布施の相場なのに10TKでも感謝をされる状況で
100TKあげたのだからもらった方は、なんと太っ腹で優しい日本人なんだろう…
と思った事に違いない。
嬉しい誤解である。
㈱わんピース プロダクトマネージャー 小山
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