バングラデシュ 犠牲祭
2012年10月20日
バングラデシュを含めた、全てのイスラム国家では25日から犠牲祭が開始される。
昨年も弊社の従業員から、マンションの下で連日、ヤギや牛の鳴き声がするという連絡が入った。
身の丈に応じたヤギや牛を犠牲にして皆と一緒に食べるというイスラム教独特のお祭りであり、
バングラデシュでも2番めに大きなイベントである。
この期間で年間に輸出される80%以上のレザーが確保されるというから驚きである。
ラマダン(断食)もそうであるが、我々日本人とって非常に理解しがたいイベントであると共に、
バングラデシュでの、それはビジネスをする物にとって非常に理解しがたい内容である。
全てがストップするのである。
皆、故郷に変えるため、ダッカという都市から人が居なくなるのである。
その期間、製造も仕入れも全てストップである。
バスやタクシー、飛行機など一部は稼働しているものの、全てが高騰して2倍程度の費用になっている。
まさに我々ビジネスマンにとっては傷口に塩を塗られるような期間であるため、バングラデシュの現地人と私ではイベントに対する捉え方が違うため、素直に喜べないのが事実に申し訳ない気持ちが生まれる瞬間である。
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