バングラデシュでの人の問題
2013年1月20日
バングラデシュでビジネスをしていると日本では考えられないような体験をする事が多々あります。
まずは、人です。
工場のオーナーが携帯の電源を切り、会社にも出社しない。
これはビジネスをする上では、もう問題外。
でもこんな工場オーナーが普通にいます。
続いてびっくりするのも、人です。
汚職が多く、バングラデシュ人に人気の職業は公務員です。
給与は高くないのですが、裕福になるそうです。
理由は賄賂社会です。
郵便局でも、警察でも、政治家でも、銀行員でも賄賂は当たり前です。
宗教や教育など日本とは違った部分が多くある国です。
これから経済成長していく中でインフラよりも貧困よりも問題になるのは人だと思います。
人を良くするためには教育、教育を良くするには経済力という考えもありますが、
経済を豊かにするのも人であり、経済の仕組みを考える政治家も人です。
もちろん中には日本人と同じような考えを持った人も存在します。
これから多くの日系の会社がバングラデシュに進出し、成功していくでしょう。
弊社もそうなるように日々精進しております。
しかし、それの数とは比較出来ないほどの会社が苦い経験をする事も断言できます。
それが、新たなバングラデシュという国との商売なのです。
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