バングラデシュと先進国の2つの正解
2015年4月8日
3月の記事で4回に分けて記述した、バングラデシュの労働搾取問題と重複するが、多くの人達が感じている批判について1つの考え方として発信させて頂きたい。
バングラデシュは世界で最も貧しい国の一つである。
日本は世界で最も裕福な国の一つである。
日本は少子化が問題となっており、バングラデシュでは人口増加が問題となっている。
日本人は子供を育てるのにお金が必要となり、バングラデシュでは子供は労働力と捉えている。
ある日本はバングラデシュを見て「貧しいから可愛そう」と感じている。
しかし、あるバングラデシュ人は日本の労働をみて「ロボットのようだ」と感じている。
どちらも正解であり、どちらも不正解なのである。
日本は自動車や電化製品、携帯電話を生産し、バングラデシュはデニムやTシャツを生産している。
世界は日本の自動車に乗って、バングラデシュの衣料品を着ている。
ただそれだけである。
弊社は日本で企画したデニムをバングラデシュで生産している、デニムのOEM企業である。
これは正解であり、不正解である。
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