2010年12月 バングラデシュ視察 4日目
2010年12月10日
本日も朝から20社程度の工場を回った。
女性経営者とも会談し、バングラデシュのイスラム教という宗教の中、独立して間もない企業であった。
男性の従業員に酷いことを言われた経験などを聞いていると、彼女の偉大さが伝わってきた。
まだまだ、年齢も若く、アパレル業界に精通している素晴らしい経営者である。
今後は彼女にもデニムのOEMを中心に仕入れを考えている。
途中で現地のマーケットで生地も見に行き、チャイを立ち飲みし、一息ついていた時、
バングラデシュの人は本当に日本のことが大好きだと改めて感じた。
学生時代に2度程合計3ヶ月弱バングラデシュの隣国のインドに行ったことを思い出した。
自分自身が若かった事もあるのか、インドではボッタクリや詐欺のような勧誘が多かった。
特にデリーやムンバイなどの都会は多く、そのような事から、あまり良い思い出はない。
しかし、同じインドでもコルカタで出会ったバングラデシュ人の出稼ぎ労働者はいい人だった。
毎日お互いに分からない言語で話て笑っていた。
何でも1972年から日本とバングラデシュは経済協力関係を中心に友好関係が発展したそうである。
その割には日本人バイヤーによる仕入れは少ないように感じる。
やはり、日本人の多くはバングラデシュに対してダーティーなイメージを持っているのであろう。
まぁ、決して清潔な国とは言えないが、良い国である。
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