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バングラデシュビジネスにおける宗教と文化

2011年3月15日

バングラデシュでビジネスを展開する際に最も気をつけなければいけない事の1つとして、宗教と文化がある。

これは何もバングラデシュに限ったことではなく、海外でビジネスを行うえで非常に重要である。

 

ちなみに、バングラデシュの宗教は約83%がイスラム教であり、約16%がヒンドゥー教、その他宗教が1%となっている。

私が大学生の時に2回計3ヶ月ほど滞在したバングラデシュのお隣、インドでは地域によって言葉や習慣などが大きく異なっていた。

インドは国土が広く、ご存知の通り世界第2位の人口を誇る。そのため、インドはバングラデシュと異なり様々な宗教信者が存在している。

 

当然のことだが、バングラデシュで飲食店などの食品関連のビジネスでは十分に気をつけなければいけない。

豚そのものではなくても、豚の粉末が入った調味料なども同様である。

また、お酒もバングラデシュでは禁止されているので、公共の場で飲んではいけない。

しかし、外国人であれば購入し、ホテルや自宅などで飲むことは可能である。

外国人向けにパスポートを表示すれば購入できる場所もあるし、その周辺には外国人からお酒をこっそりと仕入れようとする

バングラデシュ人も存在する。日本でたとえるならば違法薬物のようなものである。

もちろん法律でも宗教でも禁止されているが、外国人向けに販売することがバングラデシュでは儲かるビジネスの1つとして考えられているのである。

また、バングラデシュの人はラマダーンというイスラム教徒の義務を行う日がある。

この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つサウム(飲食を絶つこと)を行う。が行われる。

ちなみにラマダーンとは断食という意味ではなく、あくまでイスラムにおける月名である。

 

イスラム国のバングラデシュにおいてラマダーンは工場をはじめ、バングラデシュの様々なビジネスがストップするため、

バングラデシュでビジネスを展開する場合はラマダーンの日程を予め調べておく必要がある。

ちなみに今年2011年(イスラム暦1431年)のラマダーンの日程は最初の日が8月1日、最後の日が8月29日となっている。

 

 

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