バングラデシュのゴミ状況
2011年3月26日
バングラデシュの人はポイ捨てをする習慣が当たり前となっているため、何でも道に捨てる。
歩いていようが、車に乗っていようが、タバコの吸殻だろうが、ペットボトルだろうが、本当に何でも捨てる。
それを拾う貧しい人たちがおり、生ゴミをあさるカラスや犬もいる。
私がタバコの吸殻を携帯灰皿に入れようものなら、物珍しさに携帯灰皿を見る多くの人がいる。
私がデニムの生地やアクセサリーを購入する地域ではもっと凄まじく、マーケットの中にゴミ収集所があり、その隣には屋台で現地のヤキソバや揚げ物などが売られている。そのゴミ収集所にはカラスが群がり、ゴミ溜めからペットボトルや空き缶などをあさるストリートチルドレンがいる。
デニムの生地やアクセサリーなどを販売する店舗が連なっているその地域を移動する際は強烈な異臭が漂っており、
そこで貧しい人々は寝泊まりをしている。
これらが貧しい人たちの感染症の原因ともなっているのであろう。
たとえ日本のボランティアがバングラデシュでゴミ拾いの活動をしようとも、現地の人の習慣が変わらなければこの問題は解決しない。
ゴミの事を考えられるくらいの余裕が出来ないと・・・
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