バングラデシュの海外労働者
2011年5月19日
2011年2月のリビアでもデモによる情勢悪化、2011年3月の我が国日本の東日本大震災における原発問題など、
海外での危険があった際、必ずといって注目されるのが海外労働者の帰国である。
バングラデシュは非常に貧しい。
日本にも多くのバングラデシュ人が出稼ぎに来ているが、リビアを含め多くの国への出稼ぎ労働も年々増えているという。
現に2011年4月のバングラデシュ中央銀行(BB)の発表によると、2011年3月の海外労働者送金受取額は11億298万ドルとなっており、単月での最高額を記録している。2010年~11年度の第3半期まで(10年7月~11年3月)を合計すると、86億1102万ドル(前年同期比4.1%増)と微増している。
貧しいバングラデシュ人にとっては海外への出稼ぎ労働をすることが非常に重要で、海外での労働経験が今後の就職にも役立ち、その金額を基に家族を援助し、ビジネスでの独立へのキッカケとしたり夢は広がるばかりである。
そのため、出稼ぎしている多くのバングラデシュ人は何に対しても意欲的である。
日本からすると出稼ぎなどは身近ではないが、日本も就職難となっているのであれば、もっともっと海外に出て行き、グローバルな人材が育つべきではないだろうか。
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