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バングラデシュ レーザー村

2011年6月3日

バングラデシュにビジネスとして訪問し始めて、早1年が経とうとしている。

バングラデシュで製造する製品として、当初はデニムに特化せず、レザーやニットなど幅広く営業していた。

 

今年の頭に前職である船井総合研究所のお客様を通じてレザーパンツの製造を依頼され、現地で行動してから約3ヶ月、今月末にようやく発注となる。

5月末のバングラデシュ訪問時に提携しているレザー工場へと向かい、再度契約内容の確認と注文内容の確認を行った。

 

この提携工場はダッカから少し離れた場所にあり、この村が近づくと共にレザー工場独特の痛烈な臭いがする。

この村では溝を流れている水も汚染されており、その水で子供が遊んでいる。

 

 

この写真は原皮を運ぶ仕事をしているバングラデシュ人が、工場まで原皮を取りに来て、工場の人は原皮を人力車に運んでいる間休憩しているところである。

この村の中ではこのような光景が通常であり、自動車やリキシャーでレザーを運んでいるバングラデシュ人が行きかっている。

 

レザーは日本でも関税が高い品目となっており、特別特恵税率が適応されるバングラデシュの強みが生かされる。

また、バングラデシュのレザーは品質が高く、売価を高く設定しても売れるため、輸入としては最適な品目である。

 

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