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バングラデシュ 最低賃金

2011年6月9日

バングラデシュでビジネスを行う最大のメリットとしてあるのが人件費である。

2010年7月末にバングラデシュで発表された情報を発信している機関であるジェトロによると、輸出加工区外の縫製工場ワーカーの最低賃金引き上げをを行った。

これは輸出加工区外の縫製工場ワーカーの最低賃金引き上げのデモが理由で、バングラデシュ輸出加工区庁(BEPZA)は、輸出加工区(EPZ)内の最低賃金改定を発表している。

縫製工場の見習い工クラスで月給1,400タカ/20ドル(2011年6月現在、約1,700円)から2,700タカ/39ドル(2011年6月現在、約3,300円)となり、現地通貨ベースでは約93%の上昇になる。なお、最低賃金は1989年に制定されて以来、今回が初めての見直しとなっている。

 

しかし、現状ダッカ市内では日本円で約5,000円~6,000円、ダッカ郊外では日本円で約4,000円~約5,000円が縫製工場ワーカーの平均賃金である。

 

今なお魅力的な人件費である。

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