バングラデシュ バイイングハウスとは
2011年6月17日
まだまだ、現状には満足してないが、バングラデシュでアパレルの仕事も最近ではかなり順調に推移していると思う。
そんな中で、中国や韓国ではなく、色々とバングラデシュらしさが存在しているのも事実である。
日本がアパレル製品を外注している主要国といえば中国や韓国であるため、私達の頭にはどうしても過去の経験や情報から、「○○であろう。」というような思いになっており、それと違った現実や経験をすると私達は驚きを感じる。
バングラデシュにはバイイングハウスという仕組みがある。
日本では聞きなれない言葉であるが、欧米諸国のバイヤーをはじめバングラデシュでも非常に日常的に使われているアパレル用語である。
バイイングハウスとはいわゆる海外でアパレル製品を製造するときのアウトソーシングである。
製造先、コスト、サンプルのやり取り、検品、輸出手続きなどを全てバイイングハウスが請け負うのである。
バイイングハウス側は全てを請け負う費用を全ての原価コストに上乗せしたコストをクライアントに提示して、ビジネスが進んでいく。
日本では一般的ではないこのこのようなビジネスモデルではあるが、ここバングラデシュではこのような仕組みが一般的で、
大手企業から依頼されているバイイングハウスは初期投資も少なく、ローリスクで成功している事例もある。
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