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バングラデシュの東日本大震災後の影響

2011年6月23日

ジェトロの記事によると4月5日時点でバングラデシュにおける日本からの輸入品制限は行われていないそうである。

しかし、バングラデシュ政府は今後の被害状況や復興状況などの推移を見ながら、場合によっては規制を導入することを検討しているという。

バングラデシュではチェルノブイリ原発事故以降、乳製品、食用油等、全ての国からの輸入食品について、輸出国で認可されている検査機関による船積み前時点での放射能検査(キロ当たりのセシウム137のレベル)の実施および、輸入手続き書類として検査証明書の提出を既に義務づけ、同規則を継続しており、最近では、厳重な到着時検査は行われておらず、抜き打ち的な検査が実施されていたが、日本の事故の影響を受けて、今後は到着時検査が厳格化される可能性があるという。

検査は国内の原子力発電計画を管理・運営する政府組織であるバングラデシュ原子力エネルギー委員会(BAEC)、工業標準を取り扱うバングラデシュ標準・試験協会(BSTI)、バングラデシュ税関が協力して行っているそうである。

 

私もバングラデシュには毎月行っているが、初めて商談する会社や調査する会社の方々にもよく聞かれる。

そのため、日本を代表してその場で発言する私としては、日本政府及び東京電力の方々にもっともっと事実の報道を行ってもらい、

それを日本のメディアはその通り報道して欲しいものである。

 

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