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陽気なバングラデシュ人

2011年7月2日

バングラデシュではいつもホテルに滞在している。

しかし、今回同行していただいた弊社の税理・会計士事務所の会長と社長とお話しているうちに考え方が変わった。

この会長と社長は7年前よりバングラデシュに来て、不動産投資をしており、4年ぶりにバングラデシュへ訪れたという。

不動産の値段が約7倍になっていることはさておき、このお二人が経営されている会社は熊本に2つ、東京、大阪に1つずつ国内オフィスがある。

また、海外ではベトナムのホーチミンにも事務所を展開しており、これからのアジアの時代を迎える形で業績を伸ばしている。

 

毎月ベトナムオフィスを訪れているが、ホテルよりもアパートの方が割安だそうで、私のように毎月バングラデシュを訪問しているなら、当然物件を探すべきだそうである。

 

今回はいつものように非常に安くて最低限のサービスのホテルへとお二方の了承の元、宿泊をした。

いつもは最低3星以上のホテルに宿泊しているため、今回は初めて安いホテルに宿泊するとの事。

あまり日本人は泊まりにこないホテルであり、オーナーや従業員も日本人が大好きなため、一緒にご飯を食べたり、ディスコに行ったりと非常にフレンドリーに過ごした。

 

ある日から、急に従業員が「もしもし。」と言う様になり、ドアをノックしても「もしもし。」、朝食を持ってきても「もしもし。」

何故、急に「もしもし。」ブームが起こったのか、原因を追究していると、一つの有力な仮説へと行き着いた。

 

まず、私達が電話しているときに「もしもし。」と言っているのを聞いて、バングラデシュで電話をとる時は「HELLO。」そのため、

ドアをノックしても、朝食を持ってきても、本人達は「HELLO。」と言っているつもりだったのだろう。

本当に愉快だ。

 

いつもバングラデシュに行く度に利用していたホテルなだけに、非常に寂しいが、来月から駐在員を配置する予定であるため、工場の近くに2LDKや3LDKの部屋を借りよう。

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