バングラデシュを狙う中国
2011年7月4日
バングラデシュでデニムを製造しているが、中国の上海の経営者より相談をされている。
相談の内容はバングラデシュで商品をつくりたいそうで、上海でそれを販売したいそうである。
理由は上海でもすでに価格競争になっており、中国の国内においては競合他社も自社も田舎で作ったアパレル商品を上海で販売しているので、行く末が見えているのだと言う。
「中国人が中国でアパレルを製造しているのと、日本人がバングラデシュでアパレルを製造しているのとではどちらが安いのか分からない。」
このことを理解してもらった上で、バングラデシュと仕事をしたいらしく、自分達で自ら向上に行くのではなく、私と一緒にしたいのは
「日本人は世界中から人気のある国民だが、中国人は違う。だから、海外で仕事をするときは信用できる日本人と一緒にしたい。」
そうである。
モノ作りの中国はもう、すでに無いのかも知れない。
Posted in わんピース ビジネスレポート |