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バングラデシュ ラマダン終章カウントダウン

2011年8月30日

今日は8月29日 バングラデシュダッカではラマダン(イスラム教の断食期)の

終章に向けて、横断幕や買出し等で市街の至る所であわただしさが増している。

バングラデシュのラマダンは8月2日から31日までだが、ラマダン明け前後の29日位から日本の正月とお盆が一緒に来たようなお祭り時期と成っており、国民が一年でもっとも楽しみにしている連休に突入するらしい。

わが社㈱わんピースの協力工場2社も、先日、本日と約1Wの連休に突入した。

私達は、製品出荷前の検査と9月末大阪の本社で行う予定(9月26日~30日まで)のデニム製品展示会用のサンプル確認の為、おりよく協力工場に出向いていたのでラマダン明け前の社内パーティに招待された。

そこで私達が目にしたのは、日ごろの殺風景な工場とは思えないような、飾り立てられた仕事場でスタッフ達の嬉々とした姿や、インディアロックのリズムに乗せて一心不乱に踊り続けている若者達の姿だった。スタッフの喜びの理由はもうひとつ有る、それはこの時に支給されるボーナスである。人々はこのボーナスを持って父母や兄弟や友達の待つ故郷に帰るのである。

スタッフ達に、一緒に踊りませんか!と誘われながら、年中色々なイベントやレクレーションに恵まれていており、その分楽しみも平均化している私達日本人とは明らかに違う熱狂を感じた。

一年の中で、程よく平均的に楽しみが有る日本人と日頃はただただ働きづめでこれと言って楽しみは無いが、一ヶ月の苦役(ラマダン)の末に明けたとたん爆発するような熱狂に身を任せ、一年分の喜びが凝縮されている、ここバングラデシュの人々と、いったいどちらが幸福なんだろう?…..と考えさせられる情景だった。

ちなみに今この投稿記事を書いている今も、我がマンションの部屋に1匹のゴキブリちゃんとトンボちゃんの来訪を受けた。一夜の付き合いだが私はこの2匹に

桜ちゃんと、桃子ちゃんと命名する事にした。

招待した覚えはさらさら無いがきっと彼女達もラマダン明けの熱狂に参加したいのだろう。

えっどうして2匹がメスだと分かるのか?って….

自慢じゃないけど私は昔から虫にだけは好かれるんです。だったらきっとメスのはずです    ハイ!

㈱わんピース

プロダクトマネージャー 小山

 

 

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