小ロット体制の構築
2011年7月18日
最近、日本のマーケットが何をもとめているのか、改めて考えている。
バングラデシュでの体制もかなり整い、日本のマーケットにも対応できる体制が出来ている。
最近では工場にファッション雑誌を渡して、日本のトレンドやデザイン、品質なども理解してもらっている。
そんな中、ホームページからの問い合わせが増えてきており、日本のマーケットニーズを改めて考えさせられている。
やはりポイントとなるのは以下の通りでは無いかと感じている。
1.小ロット
2.品質
3.納期
4.価格
バングラデシュでの製造ということで価格はもちろん気にされているのだが、価格面での交渉決裂は今まで1度も無いため、優先順位を低くしているが、ロットでの交渉決裂は恥ずかしながら、多少ある。
もちろん先方もかなりバングラデシュについて調査しているケースが多く、やはりロットと品質を気にしているのが目立っている。
また弊社の強みである小ロット体制と日本人駐在による日本品質体制になっとくされた場合、次に壁となるのが納期である。
小ロットであればあるほど物流コストも高いため、コストを下げるためには弊社の商品との混載を勧めているが、その場合納期が中国と比較しても多少遅くなることが先方の気がかりとなっている。
8月のバングラデシュでは物流会社との提携により、低価格の短納期体制を整える必要がある。
これが出来れば小ロット、高品質、短納期、低価格の4拍子が整う。
あとはデニム製品のみではなく、ニット製品の小ロット体制を構築する。
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