バングラデシュ 仕事と子供達
2011年9月16日
このバングラデシュでは大人達と同じように子供たちも仕事をしている。
周りの大人たちに混じって、路上売り、売店の店員、レストランのウェイター、物乞い
等等である
大人に負けず劣らずのこの姿は、おそらく貧しさゆえの生活の糧を得る唯一の
方法だからだろう事は容易に想像がつく。
これらの子供達に太った子供が居ない事がそれを証明しているような気がする。
わが国も含め先進国と言われる国々では、つい仕事とは大人のみがするもの
と思い込んでいるが、ここバングラデシュも含め地球上の開発途上国や貧しい
国々では子供であろうが大人であろうが、仕事は出来るものがすると言う事が
当たり前の事なのだろう。
しかし子供の頃からこんな状況とは全く違う、日本と言う温室のなかで育った
私にとっては、やはり見るたびに胸が締め付けられる思いがこみ上げて来る。
ただ、この子供達に共通しているのは、皆が実にあっけらかんとしていて
顔を合わせるとにこやかに微笑みかけてくる、そんな明るさで有る。
されが唯一の救いと言える。
一度、こんな子供達を日本に呼び寄せて、ちゃんとした教育を受けさせ
食べる不自由を掛けずに生活させる事ができたら、どんなにか良かろうか?
と考えた事が有るがもう一人の私は、こうも考える
いったい、そのことが本当にこの子供達にとって幸せな人生なのだろいうか?…と
いつの日か私も、日本では…と言う測りを捨てて、人が生きていく意味、幸せは何かとか
言うものをもっともっと掘り下げて考えてみたいと言う気きにさせる
この国の目の前の実情で有った。
㈱わんピース
プロダクトマネージャー 小山
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