バングラデシュ 人心掌握術
バングラデシュ 人心掌握術 9月25日
バングラデシュ人でかつてアメリカに留学しそこで日本人の奥さんと知り合って結婚し
日本の会社勤めで培った管理能力をこの地と日本企業との合弁工場設立などで
生かし、着々と地盤を築いている一人のバングラデシュ男性が居る。
彼は日本の企業とのタイアップで各種事業展開もしているが独自に自分の工場をも
経営しているやり手ビジネスマンでも有る。
先日、そんな彼とバングラデシュ人と一緒に仕事をする時に気をつけるべき事として
少し以外な表現でのうんちくを聴かされた。
私が何気なく、あなたの工場は全員あなたの故郷の人なんですか?
と聴くと彼はすかさず『そうです。そうじゃないとここダッカの人間は信じられませんから!』
『バングラデシュ人にも良い人も悪い人も居ますが、都会の人たちは田舎の人に比べると
こすっからくて100%信用できません』
まっ ここまでは私にも充分理解出来る内容と表現だったが
彼の次のこの一言にはびっくりした。
彼が言ったのは『同じ故郷の人間じゃないと、安心してかれらの○○をニギレませんから』
そして更に別の課題の時に
そう、それは私が日本企業との協力関係の難しさを課題にしたときの事
バングラでは良くこんな言葉を使いますが…..と前置きして
『最終的には自立してバングラデシュ人の力で自分の企業を大きくしたいのですが
そんな時こちらでは、最後は何と言っても自分の○○○でしょんべんをスルと言います』
この記事をもし読んでくださっている方がいたら、もう想像つかれたであろうが
この二つの言葉は、共に男性の身体でとても重要の部分を指している。
かれは日本人でも直接言葉に出して表現するには恥ずかしがるこの二文字の
言葉をなんの恥ずかしげも無く使って、自国の人々との関係の有り方を教えてくれた。
外国人なのに良くこんな言葉を覚えてるなあ~と関心すると共に
私は思わず なるほど!
日々と生活を営んでいくのに人間男性の一番重要な物に例えるとは! さすが!!!
いつもは気楽そうに見える バングラデシュ人の彼らの心の底に有る
気概を垣間見たような気がした。
㈱わんピース プロダクトマネージャー 小山
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